現在アラサー男の私ですが、いくつかのアルバイト経験があります。その中でも、最初に思い浮かぶ瞬間といえば、アルバイト面接です。当時16歳だった私は、目上の人といえば、家族、挨拶程度の先輩、友人のようにタメ口で話せる仲の良い先輩しかいませんでした。初対面や年上の『気を使う人』と、面と向かってマンツーマンで話すという経験が少なかったのです。

ましてや仕事上の付き合い方なんて、全くと言っていいほどわかりませんでした。そんな私の初めてのアルバイト面接は、回転寿司店でした。私はピンクの柄入りシャツで行き、面接に落ちました。その経験を生かして、次は服装を変えようと、固く心に誓いました。次に受けた面接は、某有名チェーン店の居酒屋です。

アルバイト応募の電話ですらガチガチに緊張していたので、面接で喋る事が出来るのだろうかと、不安な状態のまま当日になりました。お店の開店前に面接して下さったので、店長と2人きりでの面接でした。店長は慣れたようすで、履歴書をみながらいくつかの質問をしてきて、私は震えた声で答えていました。「(接客業でこれはダメか、落ちたかな・・・)」と思っていましたが、店長はその場でこう言いました。

「たぶん大丈夫でしょう」、アルバイト先が決まった瞬間でした。店長ありがとう!と思いながらも出勤して数回目の事。店長は仕事を辞め、田舎へ帰省していきました。