アルバイトの教育

休日に京風のおしゃれなカフェを見つけました。まだお昼前だった事もあり、店内にはお客さんが数組しかいませんでした。席へ通されましたが、一向にメニューがきません。店員さんはいかにもアルバイトで入った若い大学生と思われる男の子だけのようです。

厨房で料理ができると運ぶのに精いっぱいで、他の事が一切できないようでした。私はアルバイトでまだ慣れないからかわいそうだと思い、落ち着くのを待ってから注文をしました。しかし、バイトくんはなかなか注文が覚えられず、メモをとることもせず、厨房に注文を通しにいったと思ったらすぐに「こちらのメニューでよろしかったでしたっけ?」と確認にきました。

そして飲み物を出す順番を聞いておきながら、まったく関係なくできたときに持ってきました。別段順番などいいですが、さすがに少し唖然としてきました。他のお客さんの所も同じ状況で、周りが少しざわつき始めるのがわかりました。席はたくさん空いていますが、さばききれず、店の外に行列ができています。行列の人たちも店の中をのぞいて、なんで席が空いてるのに入れないのだろうとつぶやいています。

12時を過ぎると店員さんはバイト君の他にベテランさんが数名入ってきて、ようやくスムーズに回りだしました。バイト君はまだ要領を得ず、机の片付けはできないし、料理も間違って運んでしまうし、その様子を見かねたベテラン店員さんが厨房でバイト君に大きな声で怒っている様子も聞こえてきました。

せっかくいい雰囲気のお店なのにバイト君が残念だともう行きたい気持ちになれませんでした。教育するのも大変かもしれませんが、一人のためにお店がダメージを受けるので頑張ってほしいです。

アルバイト経験

現在アラサー男の私ですが、いくつかのアルバイト経験があります。その中でも、最初に思い浮かぶ瞬間といえば、アルバイト面接です。当時16歳だった私は、目上の人といえば、家族、挨拶程度の先輩、友人のようにタメ口で話せる仲の良い先輩しかいませんでした。初対面や年上の『気を使う人』と、面と向かってマンツーマンで話すという経験が少なかったのです。

ましてや仕事上の付き合い方なんて、全くと言っていいほどわかりませんでした。そんな私の初めてのアルバイト面接は、回転寿司店でした。私はピンクの柄入りシャツで行き、面接に落ちました。その経験を生かして、次は服装を変えようと、固く心に誓いました。次に受けた面接は、某有名チェーン店の居酒屋です。

アルバイト応募の電話ですらガチガチに緊張していたので、面接で喋る事が出来るのだろうかと、不安な状態のまま当日になりました。お店の開店前に面接して下さったので、店長と2人きりでの面接でした。店長は慣れたようすで、履歴書をみながらいくつかの質問をしてきて、私は震えた声で答えていました。「(接客業でこれはダメか、落ちたかな・・・)」と思っていましたが、店長はその場でこう言いました。

「たぶん大丈夫でしょう」、アルバイト先が決まった瞬間でした。店長ありがとう!と思いながらも出勤して数回目の事。店長は仕事を辞め、田舎へ帰省していきました。